群馬県

群馬県 赤城山 覚満淵

今回は群馬県にある赤城山『覚満淵』に撮影に行ってきました。

赤城山は、群馬県前橋市にある標高1,828メートルの火山で、群馬県最高峰であり、古くから信仰の対象ともなっています。地元では「あかぎさん」と親しみを込めて呼ばれ、美しい風景と共に、ハイキングや登山、スキーなどアウトドア活動の場として人気があります。

赤城山は約30万年前から20万年前に形成されたとされる火山で、山体は主としてデイサイト質の溶岩から成ります。山頂部はカルデラ(火口湖)を形成しており、その中には小沼、大沼、竜沼、黒沼、赤沼の5つの沼が存在します。

この内、大沼のすぐ近くにある撮影スポットが『覚満淵』です。Instagram等ではシンボルの木をテーマにした写真が多く見受けられます。今回はこちらの撮影を目的に行きました。

【到着】

赤城公園ビジターセンターの駐車場に5時半頃に到着。日の出時間が4時50分ごろだったため段々と明るくなっていく中、駐車場から撮影スポットに足早に向かいます。

駐車場から撮影スポットまで笹の茂みを歩いて5分程度。簡単な運動靴をおすすめします。

【覚満淵での撮影】

到着するとすでに10名ほどのカメラマンがいらっしゃいました。モチーフとなる木は覚満淵の南側中心部にあり、様々な場所から撮影することができます。

今回は、先日買ったNikkor 24-200mmの望遠レンズの試し撮りの意味を込めて、望遠での撮影に挑戦してきました。

実際に焦点距離をいくつか試してみると、フルサイズで70mm以上のレンズがあると嬉しいです。

【表情を変える覚満淵】

全体で1時間ほど撮影していましたが、日差しが差したり、霧が登ったりと表情をコロコロ変える覚満淵。飽きることなく色々な撮影ができました。

この日は風もなく、湖面も静かだったため、リフレクションもきれいに撮影できました。

NDフィルターなどを使うと、より印象的な撮影ができるでしょう。

【訪問データ】

赤城公園ビジターセンターの駐車場から徒歩5分

必要なもの:長ズボン(笹の小道を歩いていくので怪我をしないように)

【アクセス】

赤城ICから車で35分

駒形ICから車で50分

最後に

今回は群馬県の覚満淵に訪れました。

赤城山で迎える朝は静けさや爽やかさを感じる事ができる、すばらしい時間でした。

被写体も動きがなく、撮影しやすい環境が整っていますので、初心者にもおすすめの撮影スポットとなっています。

ぜひ皆さんも訪れて、静かな自然を体感してみてはいかがでしょうか?

動画