栃木県

栃木県塩谷町 尚仁沢湧水

栃木県塩谷町にある絶景スポット、『尚仁沢湧水』を訪れました。夏の尚仁沢の景色や感じた雰囲気、空気感をお伝えできればと思います。

訪問日:2023年7月17日

天気:晴れ

【出発】

尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)は、栃木県塩谷町と矢板市の境界付近の高原山(釈迦ケ岳)山麓の標高590メートルの場所にあります。この地はブナなどの広葉樹の原生林に囲まれ、一日に65,000トンもの豊富な水が湧き出しています。この水は昭和60年(1985年)に環境省選定名水百選に選ばれています。

朝6時前に現地の駐車場に到着しました。すでに数台止まっている車もあり、他のカメラマンの方は早くから向かい、撮影準備をしているようです。
(橋の写真は帰りに撮影したので、バッチリ日差しが入っています。)

【尚仁沢湧水への道のり】

駐車場から山道を歩き向かいます。階段や橋などは舗装されているものの、土の道や河原を歩くため、状態によっては注意が必要です。10分ほど歩くと河原が見えてきます。この河原の上流に向かって歩いていきます。陽は昇っていますが、まだ日差しは指してきていません。

【森の緑に癒やされる】

道中は緑に囲まれています。鳥のさえずりと沢の音、それを包む森の静寂がなんとも言えない幻想的な空気を醸し出しています。いくつか写真を取りながら向かっているうちに日差しが差し込んできました。目的地へ急ぎます。

【尚仁沢湧水】

目的地では6名ほどのカメラマンがすでにスタンバイしていました。その眼の前には、光のカーテンと清流のコラボレーション。絶景に息を飲みました。早速空いているアングルを探しながら撮影を始めます。

30分ほど撮影を続け、日差しが高く登ってきたため、撤収。帰りの道中でもいくつか撮影をしながら戻りました。

【最後に】

片道45分程の道のりですが、感じることができる自然は雄大でした。ヤマビル注意やくま注意の看板がありましたので、格好には注意が必要です。(私も帰って確認したところ、長ズボンを履いていましたが、足がヤマビルに噛まれ出血していました。)きちんと準備して訪れて、素敵な自然を十分に楽しんでみてはいかがでしょうか?

尚仁沢湧水は、ただ水が湧き出ているだけの場所ではなく、自然と人々が交差する場所で、自然の恵みを実感できる素敵な場所でした。今回の訪問で、私たちが自然から受けている恵みの大切さを強く感じることができました。ぜひ皆さんも訪れてみてください。

【訪問データ】

所要時間 2時間30分程度

必要なもの: 登山靴または長靴、水分、軽食、日焼け止め、帽子、虫除け、

【アクセス情報】

東北自動車道矢板ICまたは上河内スマートインターから車で25分です。

では次の探索でまた会いましょう!!

てん